あなたの財務諸表を作成してみましょう(① P/L編)

お金持ちになるには自分のお金の状態が分かっている必要があります。

お金の状態とは会社でいえば、財務諸表です。まずは、一定期間の収支表である損益計算書(P/L)を見てみましょう。

あなたは自分の財務諸表をある程度正確に把握できていますか?

もし、あなたが法人だとして、まったく詳細が分からないような状態だと完全にアウトです。あなたが社長だとしたら、株主にどん詰めされます。あなたの株式会社の責任者として、きちんと経営状態を説明できるように収支を把握してください。

会社で考えるとよくわかると思いますが、お金にいい加減な会社が儲かるわけありません。売上げを増やし、無駄なコストを極限まで削るので、利益ができるのです。あなたも同じです。

エクセルをダウンロードできるようにしておきましたので、是非あなたの収支表もつけてみましょう。そのうえで、毎月の手残りを大きくし、資産運用に回せる金額を増やしましょう。
↓↓↓
エクセル表

葉山
ヒロさんの損益計算書はどうなっていますか?
HIRO
こんな感じです。
葉山
これは、絶望的ですね。
HIRO
どうしてですか?毎月、何とか黒字です!
葉山
まず、毎月大きく資金を残し、資産を形成していかないとお金持ちにはなれません。給与の20%の手残りを目指しましょう。また、使途不明金が多すぎます。ヒロさんはCIAの工作員とか諜報員ではないですよね?スパイ映画の見過ぎですか?しっかりと、細部まで支出を把握しましょう。でないと、何が無駄かもわからないですし、支出の削減ができません。
HIRO
スパイには憧れますが、諜報員ではないです。もう一度考え直してみます。

(見直し中)

HIRO
もう一度詳細に検討した結果、以下の通りでした。税金の高さを改めて知りました。年収500万円でも400万円も残らないのですね…
葉山
そうです。累進課税なので、年収があがると半分以上召し上げられてしまいます。世界的な企業誘致競争の中で法人税は下がっていますので、個人に対する所得税を上げるしかないのです。この傾向はしばらく続きそうです。税の重さを考えて実際に手元に残るお金のことを考えるようにすることがポイントです。
葉山
詳細に自分の支出を見てどう思いますか?有効に使えていますか?
HIRO
3万円も何に使っているか分からないのは衝撃です。
葉山
そうですね。手取りの1割近くが分からなくなるのは大問題ですね。ヒロさんが政治家なら、すぐ責任を追及されるはずです。それ以外にも食費、交通費は大きく削れませんか?外食が多くて、タクシーもよく利用しているのではないですか?また、教育費の3万円も高過ぎるかもしれません。家賃、通信費もやや削れると思います。
HIRO
月々の支出を見ただけですぐそこまでわかるのですね。確かにお付き合いで外食は多いです。あまり気乗りしないお付き合いが多いので、本当に無駄です。また、遅くなった夜は、タクシーを利用してしまうこともあります。教育費は本や雑誌の勉強代が主です。もっと図書館を利用しても良いかもしれないです。家賃は少し広い家に住んでいるかもしれません。また、はやりの格安スマホで通信費も削れると思います。
葉山
私はヒロさんの財務諸表を見ただけで、暮らしぶりから生活様式までかなりわかります。数字は非常に多くを語ります。ヒロさんも運用が上手くいくようになって数字が分かるようになると、いろいろ分かると思います。まずは、支出削減を考えるとどこまで手残りを増やせそうか考えてみてください。特に、自分でも無駄だと思うようなお付き合いは全てやめましょう。選択と集中なくして、成功はありえません。
HIRO
頑張れば以下くらいまではなりそうです。
葉山
給与の2割が残ればよいですね。これを5年間経過すると、年収分の資産が形成できますので、資産所得の土台が着実に積みあがります。大きく削減余地がある項目(赤字)から削減するのが重要です。これで、ヒロさんの余裕ある人生に向けた出発ができます。皆さんも同様に自身の収支表を作成し、無駄のない生活に立て直して、資産所得を形成していきましょう。

投稿者プロフィール

葉山 拓哉
葉山 拓哉国際金融コンサルタント、投資家
世界銀行グループ(ワシントンDC本部、新興国現地事務所)、投資銀行(ニューヨーク、ロンドン、東京)にて勤務。 世界各国で約50の投融資案件に携わり、新興国を含む世界の金融・経済情勢に精通。自己資産は世界中のあらゆる商品に投資。世界有数のビジネススクールを卒業し、世界銀行グループにおいても世界の一流の人材と親交を深める。一方で、冒険家・旅行家として世界140ヵ国へ歴訪。傍ら、アフリカ、欧州等の大陸最高峰への登頂を果たす。

【無料レポート】GetRichSlow(着実に豊かになる方法)

世界銀行グループの元職員。140ヶ国を歴訪したお金のプロが教える「お金」と「会社」から自由になる方法



すべての無料レポートは、こちらかダウンロードすることができます。

この記事が気に入ったら いいねしよう!

ABOUTこの記事をかいた人

世界銀行グループ(ワシントンDC本部、新興国現地事務所)、投資銀行(ニューヨーク、ロンドン、東京)にて勤務。 世界各国で約50の投融資案件に携わり、新興国を含む世界の金融・経済情勢に精通。自己資産は世界中のあらゆる商品に投資。世界有数のビジネススクールを卒業し、世界銀行グループにおいても世界の一流の人材と親交を深める。一方で、冒険家・旅行家として世界140ヵ国へ歴訪。傍ら、アフリカ、欧州等の大陸最高峰への登頂を果たす。