From:葉山拓哉
多くの人が目標とされている年収1000万超の人でも不幸な人が数多く見受けられます。
忙しすぎる人々
一番多いのが忙しすぎる人々で、お金を使うことでストレス解消としている場合、高収入であっても何も残りません。
また、忙しさにかまけて人間関係をないがしろにしていると、後で大きな問題に発展することは容易に想像できます。
エリート意識の高い人々
次に多いのは、いわゆるエリート意識の高い人々です。とある人はこれを「サラブレッド・コンプレックス」と呼んでいました。エリート意識が高いがゆえに、住居、持ち物等に必要以上に拘ります。自分の志向なら良いのですが、ほとんどの場合、見栄が主因です。
この罠に陥れると常に他人との比較感に苛まれるため、人に合わせて支出が拡大していくことになり、上述の悪循環と同じ事例となります。
あまり何も考えておらず、今が楽しければよいという人々
最後の例は、あまり何も考えておらず、今が楽しければよいという人々です。この事例の人々は前述の二者のような意図はありませんが、お金は意識しなければ無駄に使われ、なくなってしまいます。高支出に慣れてしまうと生活水準を落とすことは難しいので、資産が蓄積されず生活が改善されないという罠にはまります。
まとめ
この罠から抜け出すには意識化、目的意識をするのが早道です。
自分にとって有意義なお金の使い方をしていればあまり他者のことは関係なくなります。また、経済的余裕が出て来ると、心に余裕も生まれ、他人と比べることもなくなりますし、見栄も張る必要がなくなって来ます。
この好循環に早く到達できるように意識を持っていくことが重要です。
投稿者プロフィール

- 国際金融コンサルタント、投資家
- 世界銀行グループ(ワシントンDC本部、新興国現地事務所)、投資銀行(ニューヨーク、ロンドン、東京)にて勤務。 世界各国で約50の投融資案件に携わり、新興国を含む世界の金融・経済情勢に精通。自己資産は世界中のあらゆる商品に投資。世界有数のビジネススクールを卒業し、世界銀行グループにおいても世界の一流の人材と親交を深める。一方で、冒険家・旅行家として世界140ヵ国へ歴訪。傍ら、アフリカ、欧州等の大陸最高峰への登頂を果たす。
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