From:HIRO
今回も、7年以内に1億円の資産を築くプロであるマイケル・マスターソン氏の著者から学びたいと思います。
私の資産は百万ドルレベルをはるかに超えている。なぜ百万ドルレベルを達成したときにそこで止めなかったのか、実のところ自分でもよくわからない。はっきりしているのは、私がよくあるワナに陥った、つまり、今の資産でも悪くはないが十分ではないと思ってしまったことである。それは個人資産をつくるうえでは危険なことだ。プロセス自体が中毒を引き起こす可能性がある。注意しないと数字に取りつかれてしまう。お金が増えれば増えるほど、もっとお金が必要だと思ってしまうのだ(
マイケル・マスターソン「 7年以内に最低1億円の個人資産をつくる資産形成術」より)
「足を知る」
という言葉が昔からあるように、人間の欲には際限がありません。
人間は欲深いもので、お金を持ったら持った分だけ使ってしまい、普通の人よりも儲けているはずなのに、「こんな金額じゃ足りない!」、もっともっと欲しいと思ってしまいます。
どこかで読んだことがあるが、裕福な人々にどのくらいお金があれば満足できるかと聞くと、ほとんど例外なく、所有する資産の2倍の金額を答えるという。200万ドルの純資産を持っている男性は400万ドルと言い、2500万ドルの純資産を築いた女性は5000万ドルと答える。(
マイケル・マスターソン「 7年以内に最低1億円の個人資産をつくる資産形成術」より)
僕自身、そんな大金を手にしたことがないので、実感はなかなかできませんが、自分自身の欲には、際限がないことは、実感レベルで理解することができます。
そんな考え方にはならない方がいい。今、具体的な目標を選択し、その目標がどんなライフスタイルを意味するかを理解すれば、数字のワナに陥るのを避けられるだろう。(
マイケル・マスターソン「 7年以内に最低1億円の個人資産をつくる資産形成術」より)
でも、まだ、そんな大金を手にしたことがない人から見れば、「羨ましい悩みだ」と思ってしまいますが、マイケル・マスターソン氏は、そんな僕のような読者の気持ちを先回りして、こんなふうに警告してくれます。
きっとあなたは「そんな問題を抱えてみたいものだ」とでも思っているだろう。私の言うことを信じてほしい。お金持ちになるのはそんなにたいへんなことではない。ほんとうに難しいのは自分の富に満足することである。(
マイケル・マスターソン「 7年以内に最低1億円の個人資産をつくる資産形成術」より)
なるほど。
では、どれくらいの資産が自分にとって、最適と言えるのでしょうか?
自分がどのくらいの資産をつくるべきかを考えよう。前に言ったように、百万ドル単位というのは、100万ドルから900万ドルを指す。その範囲はかなり広く、目標にするには幅があり過ぎる。(
マイケル・マスターソン「 7年以内に最低1億円の個人資産をつくる資産形成術」より)
具体的な目標を設定した人ほどそれを達成する可能性が高いという研究もある。だから百万ドル単位という目標を、もっと明確にしよう。100万ドルから900万ドルの間で、適切で切りのいい7桁の数字を1つ選ぼう。(
マイケル・マスターソン「 7年以内に最低1億円の個人資産をつくる資産形成術」より)
さりげなくですが、マイケル・マスターソン氏は、どんなことにも共通する目標達成のための極意を教えてくれています。
目標達成の極意は、より具体的にすることです。
なぜなら、人は具体的に頭の中でイメージできないことは、行動に移すことができないからです。
私たちの手にするものは2度、生み出されます。1度目は自分の頭の中、そして、2度目は現実の世界の中で。
つまり、1度目に生み出すものが曖昧であれば、2度目に生み出すべきものを手にすることができる確率は極めて、低くなってしまうのです。
まとめ
「自分が満足できて、幸せに暮らしていけるだけの資産はいくら必要なのか?」
資産を築こうと頑張る前にまず、この目標を明確にしていきましょう。
目標は明確にすればするほど、達成確率を飛躍的に高めることができるのですから。
投稿者プロフィール

- セールスライター/Webマーケッター
-
24時間、365日、休まずに働き続けることができるオウンドメディア(自社メディア)とランティングページ(Web上の営業担当者のようなもの)を作成し、クライアントと一緒に試行錯誤を繰り返しながら成長させることを得意とする。
また、副業からセールスライターを目指すことを推奨し、副業で本業以上に稼ぐだけでなく、副業で学んだことを本業に活かして、顧客思考の「マーケティングに強い会社」を多数作り出すことをライフワークとしている。
最新の投稿
ビジネスで成功する方法2017.06.27あなたは、こんな「言葉の力」を軽視していませんか?
人生の目標達成方法2017.06.27成功と失敗とを分けるたった2つの考え方とは?
豊かになるために必読の本2017.06.26起業の不安を解消するための「一番のルール」とは?
豊かになるために必読の本2017.06.167年以内に1億円の資産を築く方法:⑤自分に必要な資産を把握する
【無料レポート】GetRichSlow(着実に豊かになる方法)
世界銀行グループの元職員。140ヶ国を歴訪したお金のプロが教える「お金」と「会社」から自由になる方法
すべての無料レポートは、こちらかダウンロードすることができます。