人類の未来を経験する旅

From:葉山拓哉

人類の未来が垣間見る旅として、ここでは、上海、ニュージーランド、ブータンの3つをご紹介します。

ニュージーランドブータンは本サイトの旅行記でも取り上げていますので、関心のある方は参照してください。

上海

上海の一部は物質的に最も発達した都市と言えるでしょう。

浦東地域には600m超の上海タワーをはじめ、400-500m級のビルが犇めいています。

上海タワー等の展望階から見る夜景は中華帝国の夢と希望を表しているようです。

20年前まで開発が進んでいなかったことを考えると、世界史上最速の発展を遂げた都市ではないでしょうか?

物質的な資本主義が極限まで進んだ形の未来を象徴する都市体験としては、上海が最も適していると私は考えます。

また、上海という世界で最も発展した都市圏にありながら、開発から取り残された一角を見ると、資本主義の功罪を見ることができます。拡大を続ける経済格差は、都市の発展から感じる高揚感から一瞬で厳しい現実へと意識を戻します。

ニュージーランド

ニュージーランドは、都市文明を維持しながら自然と調和した生き方を感じさせてくれます。

AGI(汎用型人工知能)の発展も進み、シンギュラリティ(人工知能の知性が人類の知性の総和を上回る技術上の特異点)の時代が訪れると、生産活動はAGIによって担われる可能性があります。

人類は労働から解放され、資本主義的な概念とは別のゆとりを持った豊かさを享受できるようになるというシナリオです。

ニュージーランドのクライストチャーチやクイーンズタウンの人々の生活環境、生活を見ていると物質主義とは異なる豊かな生き方が見えて来ます。

ニュージーランドは、地球上で最も豊かな絶海の孤島の一つです。核戦争や第三次世界大戦の惨禍からも逃れられる可能性が高いです。他の国家と適度な距離を保った先進国のユートピアが、多くの世界の富豪の富を引き付けている理由が分かります。

ブータン

もう少し物質的な要素を減らし、精神的な豊かさを希求した未来というと、ブータンの生活があげられるのではないでしょうか?

山間の小国ながら豊かな自然と仏教観に基づいた簡素ながら豊かさを感じさせる生活は物質主義にまみれた現代人に問いかけをして来ます。そのため、一日200ドル以上の支出が義務付けられているにも関わらず、遠方より多くの人が訪れる国となっているのでしょう。

日本

欧州から見ると、日本が未来の国家だという人も数多くいます。

人口減少と少子高齢化の厳しい条件ながらも、何とか高度な経済を保ちつつ、年金、保険、医療体制も辛うじて維持しています。

高い所得を望まなければ、多くの場合、雇用に困ることはありません。所得は伸びないながらも、物価も変わらないため、国内における豊かさはそれ程変わりません。

高度に発展したインフラのため、都市では極めて利便性の高い生活が送れます。地方においてもインフラの質は非常に高いです。

そして、所得にかかわらず、住宅地域の安全性は高く、安全のために高い費用を負担するということはありません。

また、移民への依存度が低い自給自足型経済のため、移民問題もありません。国内には閉塞感が漂うとはいえ、理想郷とは言えないまでも悪くはない社会ということは間違いなさそうです。

まとめ

10年、20年後にはどのような未来が待っているのでしょうか?

長期予測になると専門家でも予想を大きく外すのが通例ですので、誰にも分かりません。

しかし、いくつかありそうなシナリオを持つことはできます。そのシナリオに基づいてあなたができる準備は何でしょうか?

どのシナリオになるにせよ、資産支所、そして複数の収入源を持つことが重要になります。

あなたは、そのための準備は既に始めていますか?

投稿者プロフィール

葉山 拓哉
葉山 拓哉国際金融コンサルタント、投資家
世界銀行グループ(ワシントンDC本部、新興国現地事務所)、投資銀行(ニューヨーク、ロンドン、東京)にて勤務。 世界各国で約50の投融資案件に携わり、新興国を含む世界の金融・経済情勢に精通。自己資産は世界中のあらゆる商品に投資。世界有数のビジネススクールを卒業し、世界銀行グループにおいても世界の一流の人材と親交を深める。一方で、冒険家・旅行家として世界140ヵ国へ歴訪。傍ら、アフリカ、欧州等の大陸最高峰への登頂を果たす。

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ABOUTこの記事をかいた人

世界銀行グループ(ワシントンDC本部、新興国現地事務所)、投資銀行(ニューヨーク、ロンドン、東京)にて勤務。 世界各国で約50の投融資案件に携わり、新興国を含む世界の金融・経済情勢に精通。自己資産は世界中のあらゆる商品に投資。世界有数のビジネススクールを卒業し、世界銀行グループにおいても世界の一流の人材と親交を深める。一方で、冒険家・旅行家として世界140ヵ国へ歴訪。傍ら、アフリカ、欧州等の大陸最高峰への登頂を果たす。