豊かになるお金の使い方

From 葉山拓哉

投資家としての考え方が身に着いてくると、通常の買い物についても投下した資本に対してどれだけの収益(満足感を含む)が得られるかという考え方をするようになります。結果的に浪費は減って来るのです。お金があるなら、消費してしまうより株や債券を取得して、配当・金利をもらった方が良いという考え方になります。

ある一定の時期は誰にとっても修行の時期となるでしょうから、節約の鬼と化しても良いと思います。しかし、それだけでは人生に華がないですし、潤いをもたらすお金の使い方も必要でしょう。そもそもお金はあなたを幸せにするためにあるのであって、貯めこむためにあるものではありません。

投資をする時は、期待収益と他の類似対象との値頃感等を総合的に検討し、投資先を決定すると思います。これと同じ作業を通常の買い物、消費に応用すると高い効用を得られるお金の使い方ができるようになります。

例えば、昼食にどの程度費用をかければよいのでしょうか。東京都内で見ると500円程度だと昼時は激込で行列となります。狭く、場合によっては殺気立った空間で空腹を埋めるという作業になるかもしれません。1,000円程度になると店内には多少の余裕があり、食事を楽しむことができます。1,500円程度以上だと常にゆとりがあり、落ち着いて食事をすることができます。平日の昼間でも和やかな空気が流れた空間でしょう。料理の違いもさることながら、時間の過ごし方も全く変わって来るのです。

500円の昼食であれば、食事をするだけになってしまいます。1,500円の昼食であれば、ゆっくりと誰かと話したり、本を読むこともできます。時間があれば、(追加費用以上に)もっと収益をあげられる、有意義に使うことができるという段階になれば、迷いなく1,500円を選ぶようになると思います。

私は所得比で非常に支出が小さい方だと思いますが、旅行とビジネススクールへの出費は非常に大きいです。合計すれば、普通の会社員が勤め上げた後の退職金より遥かに大きな金額になります。しかし、価値ある経験は私を大きく成長させましたし、今なお多くの経済的な価値を生み出し続けています。貴重な経験はそれ自体楽しいですし、かつあなた自身の収益を上げる投資となりえます。

浪費をおさえ、より豊かな未来へ迎えるようにお金を使えるようになることが理想です。そのためには、自分の支出を把握し、コントロールできるようになることが第一です。

投稿者プロフィール

葉山 拓哉
葉山 拓哉国際金融コンサルタント、投資家
世界銀行グループ(ワシントンDC本部、新興国現地事務所)、投資銀行(ニューヨーク、ロンドン、東京)にて勤務。 世界各国で約50の投融資案件に携わり、新興国を含む世界の金融・経済情勢に精通。自己資産は世界中のあらゆる商品に投資。世界有数のビジネススクールを卒業し、世界銀行グループにおいても世界の一流の人材と親交を深める。一方で、冒険家・旅行家として世界140ヵ国へ歴訪。傍ら、アフリカ、欧州等の大陸最高峰への登頂を果たす。

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世界銀行グループの元職員。140ヶ国を歴訪したお金のプロが教える「お金」と「会社」から自由になる方法



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世界銀行グループ(ワシントンDC本部、新興国現地事務所)、投資銀行(ニューヨーク、ロンドン、東京)にて勤務。 世界各国で約50の投融資案件に携わり、新興国を含む世界の金融・経済情勢に精通。自己資産は世界中のあらゆる商品に投資。世界有数のビジネススクールを卒業し、世界銀行グループにおいても世界の一流の人材と親交を深める。一方で、冒険家・旅行家として世界140ヵ国へ歴訪。傍ら、アフリカ、欧州等の大陸最高峰への登頂を果たす。